どうも、三尺です!
人は見た目が重要と言いますが、貴方が「あ、賢そう」と思った人について、どの様な印象を持つでしょうか?
「モテそうだな」「仕事できそうだな」「信頼できそうだな」などなど、良い印象ばかりだと思います。
その印象は必ずしも事実ではない場合もありますが、初印象として持っておきたいアビリティですよね。
自慢だと思われるかもですが、僕は会話の中で「へぇ~賢いですね」と言われる事が時々あり、もしかしたら普通の人よりは多いかも?と思ったので、そのコツと言うか、心掛けている事を述べたいと思います。
きっかけ
それは小学生低学年の時です。
図書室から本を借りて読む授業だったのですが、まず図書カードを作る必要がありました。
先生は、「自分が読みたい本を持って先生の所に来なさい。」と言いました。
そこから何が起こったかと言うと、数冊の本を抱えた児童が先生のところへ殺到したのです。それは有名人にサインを求めるファンの様でした。
図書室はパニックになりました。とにかく1冊につき1枚の図書カードを渡さなければならない。ギャーギャー騒ぐ児童が多く、1人につき何枚必要なのか全然聞こえない。
「並びなさい」と言っても、どこに?誰を先頭に?理解できない児童はとにかく先生から図書カードを貰おうと必死。
ここで僕は考えました。
「とりあえず、先生が図書カードを必要な数だけ早く渡せれば良いんだよな?」
すっ…と3本指を先生に見せる。
「…おっ、三尺は3枚か。…頭いいな、お前w
おい、みんな!何枚図書カードが必要なのか指で何本か先生に見せてくれ!」
列を作ろうとしない児童の混乱は変わりませんでしたが、先生は的確な枚数の図書カードを渡す事ができ、授業は進みました。
自分が考えたアイデアを褒められた。これが嬉しくて、これ以降は何か良いアイデアは無いかな?と考えるようにしています。
今回は、この事例を題材とします。
まず考える
当たり前ですが、まずは現状のままがベストか考えます。
先の例で言えば、皆と同じく先生に「図書カード〇枚頂戴~!」と叫ぶ行動です。
この行動に一見問題は無いけどベストではない。
相手のためを考える
次に誰をどうすれば早く解決するかを考えます。
手法ではありません。ターゲットの設定です。
先生が皆に図書カードを配る事ができれば解決できる、と考えました。
効率を考える
次に効率の面を考えます。
児童が数人集まって騒ぎ出すと、ものすごい音量となりますw
一緒になって声を出しても先生との距離・声量で負けてしまうので視覚でのメッセージに方向を変えます。
先生が自分を見ていないのであれば、いくら声を出しても無駄です。
3本の指を出して先生が自分を見るのを待つ。
他の児童が手をあげずに声を出しているので3本指を出している僕はとても奇異に見えたでしょう。視野に入ればこちらの物。3枚欲しがっている事を先生が理解するまでに時間がかかりませんでした。
終わりに
小学生低学年にしては良く考えたなーと自画自賛ですが、何か問題に直面した時は「誰が」「どうなる」と早く解決するかを考えるクセがつければ応用が利きます。
チームで作業する案件で、まとまりが無くてカオスな時は、状況と改善案をリーダーに提案するのが早くて安全です。
話は反れますが、自分がリーダーじゃない時、独断で行動を起こしても混乱するだけなんですよね。
自分がリーダーであれば、誰に何を指示すれば良いかを考えましょう。
仕事で色んなチームを見て勿体ないなーと思うのですが、リーダーは極力作業をしてはダメです。
指示するのが仕事なのに、作業しちゃったら全体が見えなくなってしまうんです。
…まぁこの話はどこかでまとめるとして、今回の考え方は良い事ばかりではなく、人によっては「生意気だな!」と思われるので注意ですw
そういう人と一緒の時は適当に話を合わせて、苦労している所を心の中で笑ってあげましょうw
今回の記事、どこかの誰かの参考になれば幸いです。