どうも、三尺です!
如何にして良い物を作るか。
「物作り」を仕事にしている人にとっての永遠のテーマです。
僕は幸運にも高評価を頂いているゲームの開発に何度か参加させて頂いているのですが、何よりも必要な事は「集中」であると断言できます。
集中は大事。反対語は分散あるいは散漫でしょうか。
何故集中が大事か、この考えに至った経緯を述べたいと思います。
良い物ができた時とそうならなかった時の違いとは
僕はデザイナーであったりプランナーであったりディレクターであったり、色々やってきたのですが、高評価を受けた時の共通点を振り返ると開発環境が良くなかった時が多いです。
賃金が低かったり、期間が短かったりとか。
不思議ですよね。環境が悪い時ほど良い物ができる。
先日、サービス終了が決まっているソシャゲアプリの運営さんに話を聞いてみたところ、サービス中の開発環境やチーム内の雰囲気はそれほど悪くなかったみたいです。
ちなみに僕が今参加しているチームはお世辞にも環境が良いとは言えず、人の入れ替わりも多いのですが、未だにサービスを続けています。
スタッフの良い悪いもあるかも知れませんが、余裕がある環境は物作りに良い環境では無いのかもしれません。
そんなの気の持ちようだと思いたいですが、結果として出てしまっているのだから仕方が無い。統計学と同じ理屈です。過程の検証より結果が大事。
ふと思いましたが、環境が悪いと「早くここから抜け出したい!」と深層心理でエンジンをかけているのかもしれないですw
疑似的に「悪い環境」を作る方法
てっとり早い方法は、ぱーっとお金を使ってしまって退路を断つ事だと思うのですが、家族がいる方にはシャレにならないw
安全に(?)悪い環境を作るためには、自分の能力以上の行動を周囲の人に宣言しましょう。
簡単な例として、本当は3日の余裕があるけど、2日でやります!とか。
そして本当に2日でできたら、他の人に成果物の評価を聞きましょう。
まだ課題点があるのであれば、1日かけて修正しましょう。
もともと3日で作る物なので、3日かかっても何の問題もありません。
2日でできなかったら、どこを効率化すれば良いのか考えましょう。
大切なのは、作業スピードを上げるための環境を作り、集中する事です。
そして、他人の評価を聞き改善する事。
これを繰り返すと色々なノウハウが蓄積され「熟練者」となり、更に良い物を作れるようになりますよ!
コメント
初めまして。
永瀬イオリと申します!
僕も今年ゲーム業界にプランナーとして
入社したのですが、、、。
社内環境もかなり劣悪でですね。。。
ネガティブな感情ばかり抱いてたところ
三尺さんの「擬似的に悪循環を作る方法」
という記事を見つけて、「なるほどぉ、、」
と思いました。。。
劣悪な環境で自分が関わり、タイトルリリースされ、自分が担当したところをユーザーから褒められたことを思い返すと、、、。
そういう視点も、あるのかぁ、と
勉強なりました。。。
長瀬イオリさん こちらでは初めまして!
環境が良いチームでバリバリ働いて良い結果が残せればベストなんですが、世の中そう上手くはできていないみたいです。
クリエイターとして生きていくにはその現実を受け入れて、逆に利用する図太さが必要かなぁと思います。
業界の住人の1意見として参考になりましたら幸いです。