どうも、三尺です!
「面倒くさい人」でググると、ネガティブな記事ばかりヒットしますよね。
でも、僕は上手に面倒くさい人になれれば仕事が楽になると思うので、今回はその話をします。
思いついたきっかけ
確か「ちはやふる」のアニメの中で言っていたセリフだと思います。
対戦相手が細かいクレームをずっと出してきた時に「こっちも細かいクレーム言って、面倒くさい奴と思わせろ」的なセリフがあって。
話の前後は失念しましたが、勝つための方便としてそういうキャラを演じる事も必要なんだな、と思ったのを覚えています。
仕事が楽になるためには
仕事が楽になるためを考える前に、仕事がどんどん積まれる人の特徴を考えてみます。
それはスキルがある人でしょうか?
いえいえ、仕事ってそんなに特殊性がある訳ではありません。
普通の会社であれば、高いスキルを要求する仕事はたくさん取らなくて、スタッフの8割くらいが誰でもこなせそうな仕事が積まれているハズです。
それらの仕事をアサインするのは人間です。まずは頼みやすい人に声をかけたくなりますよね。
仕事が積まれるのは、基本的に仕事を頼みやすい人です。
頼みやすくない人=面倒くさい人になれば良いんですね。
批判はダメ!
面倒くさい人と嫌われる人は似て非なる物。
嫌われる人の一番の原因は批判です。
不平不満があっても現場の批判をしては空気が悪くなります。
あくまでプロジェクトの遂行が目的なので、そのための障害を取り除く提案に留めておきましょう。
批判しても何の解決もしません。
「そんな事言われなくても分かってんだよ、仕事が増えたんだから仕方ないだろ」って思われて終了です。
断って交渉する勇気をもとう
会社も利益追求団体ですから、社員に仕事をアサインしていない状況は作りたくありません。
何かしら作業がアサインされているのに差し込みで新しい仕事を積まれそうになったら、まず断る勇気を持ちましょう。
その時に「嫌です」「無理です」等の言葉は使ってはいけません。
まずは相手の顔を立てましょう。
「今の業務で手一杯なので厳しいです」あたりが良いでしょう。
人月計算はパズルなので、仕事を差し込む場合、今の仕事の期間を伸ばす事を先に告げて頼むべきなのです。
リスケが無い時、足りない時間は残業すれば良いか、と自己納得して仕事を受けるのは賢くありません。
差し込み作業はまず断って、その後交渉する事ができるようになれば、自分の作業を落ち着いてできますし、仕事を依頼する側も考えてから行うようになるでしょう。
そして、いちいち交渉されるくらいなら他の頼みやすい人に頼むわ、と思ってくれれば儲けもの…(笑)
改善案は色々指摘しよう
前述と矛盾するかもですが、より良くする方法が思いついたらまず提案です。
誰しも変化に対応するのは面倒で怖い物ですが、良い方向に変わるのならばやってみるか、と思う人も多いです。
ただ、注意点は2つ。
まず、自分の業務範囲内に留めておきましょう。
会社のシステム、他プロジェクトに提案してしまうと、厄介な事に巻き込まれかねないので、例え失敗しても自分で責任取れる範囲がベストです。
そして、提案のリマインドは2度くらいにしておきましょう。
提案内容が受け入れられないのは、それなりの理由があるからです。
予算だったり人員だったり。
それが聞ければ楽ですが、答えてもらえないようなら、あっ…(察し)と思いましょう。
諸刃の剣である事を理解しよう
ここまで書いて何ですが、今までの事を実行すれば出世できないかもしれないし、良い仕事が回ってこないかもしれません。
まず、会社の中での立ち位置を十分に把握するのが重要でしょう。
そのためには基本の仕事を頑張るのは当たり前の事で、実績もスキルも無い人が交渉しても効果はありません。
今の時代、八方美人になって仕事こなして出世しようとしても無理ゲーが多いです。
過労死の事件なんてもう見たくないので、適度に防衛する術を身につけましょう!
贅沢しようと思わなければ人生何とでもなるよ!