どうも、三尺です!
先日ガチャの確率について書いたと思ったら、
こんなニュースがががが。
簡単に言うと、ガチャ10連の結果が「良すぎた」「悪すぎた」時に、内部でもう一度ガチャを回していたようです。
サイコロ2個で行うすごろくで例えると、2と12が出たらやり直しになる感じでしょうか。
2017年5月12日以降から10連ガチャに仕込まれていたプログラムだそうですが、アナザーエデンは2017年4月12日からリリースされています。
リリース後のガチャの結果を見て「当たりとハズレの差が大きいからマイルド補正入れた方が良くね?」と抽選プログラムに手を入れた…と考えるのは勘ぐりすぎでしょうか。
記事では「不正」と言っていますが、昨年の段階では確率表記も義務付けられていないし、先に述べたようにガチャの確率にマイルド補正かけた感じでしょうし、あえて不正を行った認識は無いと思います。
そして初期スタッフの何人かは辞めていますから、今年になって確率表記をWebに表記する際に、この仕様を知らない新スタッフが運営を続けていたというのはあり得る話です。
むしろ、こういう仕様でガチャに不正があったよ!と謝罪する姿勢が良いな、と思ってしまいました。
そして、もうひとつガチャの話題
欧州でガチャの論議が始まります。
ゲーム内ガチャの歴史について正確な事は分かりませんが、大ブレイクしたのは2010年のドラゴンコレクションです。
それまでのソシャゲは、サンシャイン牧場のスタイルを模倣し、時短アイテムや衣装・武器等の課金アイテムを購入するマネタイズだったのですが、ドラコレはゲーム内通貨でガチャを回して強キャラをゲットするというお馴染みのシステムを実装しました。
ドラコレはリリース後ずっと売上1位を独占。
「なんで、あのゲームは売上出ているんだ?」
「ガチャ?あんなシステムにユーザーはそんなにお金を出すのか?」
業界内はザワつきました。
「正月の三箇日の福袋ガチャで〇億円の売上が出たらしいぞ…!」
ここでみんな気が付きました。
ガチャは簡単に売上を出せる魔法のマネタイズだ…。
2年後のコンプガチャ問題で少しトーンダウンしたものの、ガチャは主流を続けていましたが、今年の2月にアメリカで「ガチャは賭博じゃね!?」と問題提起され、また業界内はザワついてきています。
僕はガチャが無くなっても良いと思います。
ガチャが無い方がゲームバランス取りやすいし、データの仕様も作りやすい。
でも、ガチャありきの仕様を作ってきた人達は焦るだろうし、色んな会社も大きくなったから無くなるって事は無さそうだ。
この問題が何か規制をかけるとしたら、「無課金アイテム・キャラとの性能差を1.5倍以内に留める」とか「新アイテム・キャラの追加は月1度以上行わない」とかかなぁ。
アメリカではギャンブル性よりも不公平について不満があるみたいです。
アナザーエデンを運営しているWright Flyer StudiosのHPを見ると、採用ページからグリーに飛ぶので完全子会社なのかな?
今のところ、あまりグリーの株価には影響出ていないみたいです。