株価600円台を低迷しているオルトプラスが一瞬高騰しました。
IRが出た訳でもなく、新情報も出た訳でもなく…
しゃあああああ!!!
くるでオルト!!!
— 倍々銘柄のパナ (@emperorpana) July 12, 2018
今後配信予定の魅力的なラインアップ紹介!!!
— 倍々銘柄のパナ (@emperorpana) July 12, 2018
原因と考えられるのはこの辺りのツイート。
おそらく、グループ皆さんの買いとツイートのタイミングを合わせたのではないかと思います。
ツイートする、買いを集中して一瞬株価を上げる
↓
「ぜんためでアークザラットの情報が出る事が漏れたのかな?」と推測した人が買う
↓
更に値が上がり、「良く分からないけど乗らなきゃ!」と思った人が更に買う
…と、ここまで来たところで仕掛けた側は売り抜けて終了。わずか1時間の出来事。
日経も上がってきて色んな銘柄が上がるなか、オルトプラスはなかなか戻さないので少しでも含み損を減らそうという事なのかもしれませんが。
上がってから買った人の狼狽売りが意外に少ない気がしますが、元々底値っぽいし売らなくても良いか、と思った人も少なくないのかもしれません。
なんかこの動きは先日のレカムに似ている気がします。
対した材料も無いのに噴いた時はスルーするか、とりあえず乗ってみてダメそうならすぐ降りた方が良さそうと勉強になりました。
渦中のアークザラットはいつ発表されるのだろうかと思うのですが、制作発表からリリースまで時間がかかってしまったタイトルって、どーも成功例が少ないような。
開発に数年間かけたものの結局開発中止になったタイトルをいくつか聞いていますが、作っているうちに「売り」がブレてきて、色々手を加えているうちに駄作になっちゃうんですよね。
例えば戦闘が「じゃんけん」で行われるゲームの開発を進めたとします。
当初は妄信的に開発をしますが、そのうちスタッフは飽きてきます。飽きると本当に売れるの?と思っちゃいます。
そこで、「このままじゃいかん。何とかしないと。」となって手を加えちゃうんですね。グー・チョキ・パー以外の攻撃をつけたり、後出しができるシステムを入れたり…
「じゃんけん」が面白いと思って企画を通したのなら、そのシステムだけは変えちゃいけないのにね。まずはミニマムスタートを目標にして、リリース後にユーザーの反応を見ながら肉付けや仕様変更をすれば良いのに、リリース前に発言力のあるスタッフとか多数決の意見を聞こうとしているうちに目的を見失ってグダグダになるんですよね。
企画書に書かれている「売り」の部分は、憲法の如く守り抜かなければいけない聖域だと思うのですが、クリエイティブな仕事の上流って「良く分からんけど後で何とでもなるでしょ」ってぬるい考えの方が多いので日本のゲーム会社はいつまでたっても名作を作れないんだなぁと悲しくなります。
ちなみに、ポケモンGOは素晴らしいと思います。色々とやりたい事はあっただろうに、まずはARと位置ゲーだけでリリースした手腕は流石です。