これから波乱の展開が予想されるバルクHDを予想します。
そもそも、この銘柄は購入する所からハードルが高く、「なんかTLに出てはいるけど、なんか購入できないから見てない」と言う初心者の方も少なくないのではないでしょうか(自分がそうでした…)。
まず、SBI証券ですが、スマホアプリでは購入できません(売る事はできます)。
※2018年7月に確認したところスマホから売買できる様になってました。アプリのバージョンアップ?一度購入したら二度目以降は購入できる様になる…?
楽天証券のスマホアプリでは、銘柄を見る事すらできません。
これは、バルクHDが名古屋証券取引所で扱われている銘柄だからです。
SBI証券の場合、PCブラウザからの購入なら可能です。操作は少し面倒ですが、スマホからPCブラウザでSBI証券サイトを開けば購入できます。
更に言うと、信用買いはできません。現物のみなので信用規制もありません。
そして、売る時に逆指値も使えません。
何故そんなハードモードなのかは分かりませんが、この要素があるために値が乱高下して個人投資家が振るい落とされているのかもしれません。
では、なぜバルクHDが注目されているのか。簡単にまとめます。
・イスラエルのサイバーセキュリティ分野のリーディングカンパニー(主導的地位にある会社)サイバージム社との共同事業。
・ジュピタープロジェクトへの参加
ジュピタープロジェクトはここで詳しくまとめられていますが、「元衆議院議員」がリーダーを務める「ブロックチェーン」「AI」技術を利用した「仮想通貨プロジェクト」らしいです。
これからの展開としては、2018年夏頃に海外の取引所に上場予定となっています。
主要なキーワードだけ見ると他にも銘柄はあるのですが、名証銘柄+仮想通貨となると、2ヶ月前にTL上で話題に挙がったオウケイウェイブと重なります。
上図はオウケイウェイブです。僅か3カ月の間に約6千円の値幅を行ったり来たり。僕は買いませんでしたが、4月頭の5,000円から3,000円までの急降下ではかなりの人が振り落とされ、その後の高騰ではホルダーさんの笑いが止まらなかったのではないでしょうか。
バルクHDの掲示板を見ると、オウケイウェイブの初動に似てると言う発言も多くみられます。
現在バルクHDは1,000円を少し超えたところなので、オウケイウェイブと重ねると確かに今年の1月と重なるのかな~と思います。とすると、今買っておけば、2~3カ月後には何倍になるんだろうと夢は膨らみます…が、そう思わせるところも仕手筋さんのシナリオの一環である事は想像すべきでしょう。
現在のバルクHDの値動きですが、6/14に1,800円を超えたかと思いきや急降下。ずっと下がるかと思いきや、しっかりと値幅を取りながらの移動なので、きちんと底を確認できれば利益が出ると言えば出ます。
ここからの展開を考えると、
1.いきなりの高騰。一気に3,000円超えした後に1,000円まで下がり、しばらくして高騰。
2.意外に停滞ヨコヨコ。ジュピタープロジェクトの情報が出るたびに高騰→下降
3.実はすでに終了。500円を割り、見るも無残な姿に。
こんなパターンかなぁと思いますが、オウケイウェイブのチャートを見ると、25日線に沿って上げ下げを繰り返しながら上がっていき、5月中旬に5日線と25日線がクロスした後急降下しています。
バルクHDを見ると、そろそろデッドクロスしそうなので終了しても不思議は無いのですが、肝心のジュピタープロジェクト自体が何も成果を出していないので終了させるにはまだまだ勿体無いと考えるのが自然かと思います。
そして、今日は6/9に高騰した時の窓も埋まったし、25日線にもタッチしているので、テクニカル的には上昇に転じる確率が高いのでは!
後は、6/28の株主総会。8/1オープン予定のサイバーセキュリティトレーニング施設が注目すべきマイルストーンとなりそうです。
気になる上場予定ですが…、「夏」ってのはいつを指すんでしょうね?
開発が難しいのは分かりますが、スケジュールって余裕をもって公表するもんじゃないのかな?