「この(追加仕様)の作業って可能ですか?」
PM(プロジェクトマネジメント)であれば使った事があるかもしれない言い回し。
「可能ですか?」って言い方、個人的には実に卑怯(笑)と思います。
できるできない話を控えめに打診しつつ、同時にスケジュールの差し込みも
伝えちゃっているんですよね。
「可能です」と伝えれば、もう話はほぼ終結。
できるかどうかの返事なのに、差し込みでやりますって言ってしまった様な物。
きちんと工数伝えてリスケを伝えれば良いとは思いますが、今まで見てきた経験から言えば苦笑いをしながら黙々と作業に入る方が多いようです。
ちなみに「不可能です」って返答する例は無いかもしれません。
この聞き方をする場合って、大体は少し頑張ればできるものなので、少しの頑張りを不可能と言う事は、よほど仕事が詰まっていない限りなかなか言えませんよね。
なので、この言い方は役職や年齢の上下を問わず、卑怯です(笑)
まとめますが、「可能ですか?」と聞く場合は、複数の圧力を備えた言葉だと
言う事を自覚したうえで使用しましょう。
できれば、自分で考えた他の言葉を使う方が良いかもしれません。
無難なのは「お願いできますか?」かな?
言われた方としては、作業工数の追加が発生する事をきちんと伝え
そのうえで、やるかやらないかを確認できればベストかと思います。
クオリティより生産性を求められる時代、
皆が気持ち良く仕事ができればと思います。