「常識」って何?

三尺です。

僕は「常識」とか「普通」と言う言葉を極力使わない様にしています。

その最大の理由は、その言葉を使った瞬間に自分の発している言葉が陳腐な物に思えるからです。

自分が正しいと思っている話の締めくくりとして簡単かつ最強ですよね。

「〇〇はそういう風にすべきだよね、常識的に考えて」とか。

でも、常識っていったい何なんでしょう?



ググると、こんな説明がありました。

健全な一般人が共通に持っている、または持つべき、普通の知識や思慮分別。

何かうさん臭いですよね。「健全な一般人」とはどれくらいの範囲なのか。

アインシュタインの言葉で、「常識とは成人までに身に着けた偏見のコレクションである」と言う物がありますが、こちらの方がしっくりきます。

推測ですが、「常識」って言葉を説得材料に使うのって日本人くらいなんじゃないかと思います。

その一例として、沈没船ジョークという話があります。船が沈みそうな時、しかも救命ボートの数が足りない時に、どうやって説得すれば海に飛び込んでくれるかというキーワードを国別に考えた物です。

アメリカ人に対しては、「飛び込めばヒーローになれますよ。」

イタリア人に対しては、「飛び込むと女性にモテますよ」

イギリス人に対しては、「紳士は飛び込むものですよ」

ドイツ人に対しては、「飛び込むのがルールですよ」

フランス人に対しては、「飛び込まないでくださいね」

そして日本人に対しては、「他の人はみんな飛び込んでますよ」

日本人の例えは不思議と納得してしまうと同時に、海外の人ってこんな言葉で飛び込むんだ!と思います。イタリア人なんて生死がかかっている状況なのに、モテるかどうかで選んじゃうんですからね。理解できないです(笑)

このジョークから読み取れるのは、それぞれの国に「常識」があり、そして結果は同じなのだから、正解も不正解も無いという事です。

この状況で、各国の人がそれぞれの常識を振りかざして口論になったらどうなるんだろう、収拾がつかないですよね。書いてて思いましたが、国同士の交渉ってすんなり決まる方が稀なんじゃないかと思ったり。

何故自分はこんな事を考える様になったのだろうと思ったら、子供の頃に親から「普通にしなさい」とよく言われていた記憶が…、そのおかげで(?)普通じゃない事を好み・考える様になりましたが。

あと、歴史物を良く読んでいた経験も大きいです。

常識に捕らわれない行動をとった偉人・天才の例が沢山あります。

中国の三国志時代では、身分を問わず一芸一能主義で人材登用した曹操。

鹿が下りられる崖だから馬も行けるよね、と騎馬隊で崖を駆け下りて平氏を打ち倒した源義経。

江戸幕府末期、敵対していた薩摩と長州の同盟を結ばせ、幕府を倒し天皇中心の国家にした幕末の志士達。

太平洋戦争では、空母を長距離移動させ、航空機による世界初の奇襲を成功させた山本五十六。

…等々。考える力が世の中を変える。見習いたいです。

世界を変える力は自分にはありませんが、色々な事を考え行動し、自分の周りの人達だけでも「ほぉ~」とか「へぇ~」と言わせ続けたいと思っています。



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