古のドッターがドット絵を語る

三尺です。ブログの方向性が定まらぬまま色々書いています。

今回は古のドッターの端くれとして、ドット絵について語ります。

まず、ドット絵と言っても、表示する媒体によって全然違いますよ~と言う事が良く分かるTweetがこちら。

比べると全然違いますよね。色のにじみ、走査線など。

ネットの反応を見ていると、大きく2つの意見に分かれています。

・ブラウン管至上派

ファミコンはブラウン管出力しかなかったし、ブラウン管で一番きれいに見える様にドッターさんは打っていたので、レトロゲーはブラウン管でプレイすべし。

・HDMI出力至上派

当時はブラウン管しかなかったが、今はHDMI出力で見れるんだから、これがが至上である。エミュでOK。

どちらが正解なのかは、人によって異なると思いますが、僕は「ブラウン管至上派」です。

僕が以前開発していたのはPCエンジンなのでファミコンは違うかもですが、昔はパソコンに開発機器を繋げ、開発機器からTVへ画像を出力していました。

パソコンモニターでドットを打ち、開発機を通して、どの様にブラウン管で表示されるかと確かめながら描くのです。

何故こんな面倒な事をやっていたかと言うと、昔のパソコンは同時発色数がゲーム機より負けているためです。それを補うために開発機を繋ぐのですが、ドットを打っているモニター上では色がめちゃくちゃだけど、ブラウン管ではきちんと表示されているんです。慣れるまでは大変でした(笑)

時代が進み、セガサターンの頃になると、パソコン上で全て表示できる様になったため、開発機を繋ぐと言う事は無くなりましたが、モニターのドットとブラウン管のドットは別物と割り切って描いてましたね。発色もにじみ方も違いますし。

ジャギ消しと言われるドットのぼかし手法を使っているドット絵は大半がこの思いのハズです。知りうる限りの例外はNEOGEOのキングオブファイターズです。ぼかしを拒絶したシャープな描き方は当時衝撃でした。

あと、ブラウン管と言うよりは実機でなくてはいけない理由…と言うか、何故この話が出ないのか意味不明なのですが…、

レトロゲームの1ドットって正方形じゃないんです。

上記の比較画像では分かりにくですが、ブラウン管(実機)に比べ、HDMI出力(エミュ、レトロフリーク)では少し縦長になります。

確か、縦1に対して横0.9だったかこれくらいの比率なんですが、ツール上で丸を描いてもブラウン管上では縦長の楕円になるんです。なので多少横長に描くんですね。なんでこんな設計なのかは覚えてないですが、プレイステーションやセガサターンなどポリゴンを使用するハード以降は正方形になりました。ポリゴンは回転をする必要があるから、と知人が言ってました。

もし、現行ハードでスーファミ以前のアーカイブスを遊ぶ場合は少し気にしてみてください。オリジナルに比べ少し縦長になっています。

なので、僕からすると、エミュレーターでHDMI出力なんかされてしまうと、想定していたアスペクト比ではないし、ジャギの消し方も全然おかしいし、もう勘弁して下さいの言葉しか出ません。

レトロフリーク等では走査線みたいな物を表示してブラウン管っぽくしているけど、アスペクト比も対応してほしいなぁと思っております。



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